実験データ
※各実験結果はあくまでも実験環境下の結果であり、実使用環境下で効果は異なります。
噴流オゾンガスによる新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) 不活化実験結果
[長崎大学熱帯医学研究所共同研究]

実験の方法
オゾンガスまたは空気が流れるチェインバー中に置いた複数のシャーレの上に0.1mlの新型コロナウイルスを含む溶液を滴下して、経時的にシャーレを回収し、残存する感染性ウイルス量をプラークアッセイ法で定量した。
実験結果
(1)オゾンガス非存在下(0.0ppm)では、150分後で24%のウイルスが生残していた。
(2)オゾンガス存在下(1.0ppm)では、90分で97.6%のウイルスが不活化され、オゾンガスのSARS-CoV-2への不活化作用が確認された。
噴流オゾンガスによる一般細菌への殺菌効果
[長崎大学病院検査部共同研究]

大腸菌 | 黄色ブドウ球菌 | 枯草菌 | ||||
生菌数 (CFU/シャーレ) | 殺菌数 (%) | 生菌数 (CFU/シャーレ) | 殺菌数 (%) | 生菌数 (CFU/シャーレ) | 殺菌数 (%) | |
コント ロール | 1114 | 0 | 196 | 0 | 3088 | 0 |
10分 | 41.7 | 96.3 | 4.0 | 98.0 | 55.0 | 98.2 |
20分 | 65.0 | 94.2 | 2.7 | 98.6 | 58.7 | 98.1 |
40分 | 15.7 | 98.6 | 3.7 | 98.1 | 121 | 96.1 |
噴流における室内循環(イメージ)
[社内実験]

体積544㎥の室内で「ジェット風神大型」を用いてオゾン濃度を測定した結果、天井・床など主要各地点について安定的なオゾン濃度が測定され、室内の隅までオゾンが行き渡っていることを検証しました。